Melt Form (メルトフォーム)
累計1,000面以上の金型・簡易型を作ってきたテクノラボが提案する、新しいプラスチック試作の手法
メルトフォームとは
「メルトフォーム」は、これまでとは全く違う熱可塑性樹脂の成形方法です。
シリンダーを使用しないので段取り替えでの洗浄が不要で、最小ロット1個からでも成形が可能です。
数個~100個程度の少量生産に非常に適しており、特に試作品の開発やスタートアップ企業の製品立上げに
強力なサポートツールを提供します。
メルトフォームで得られるメリット
15万円からの試作金型
初期費用の大幅コストダウン
メルトフォームはシンプルな金型構造で成形します。
従来の射出成形より金型が大幅にコストダウンできます。
製品サイズに応じた、シンプルで明瞭な価格体系で直ぐに予算策定が可能です。
様々な素材のインサート成形が可能
メルトフォームは流動圧力がほとんどかからない成形法です。
にも拘らず、本来接合しない素材同士がキッチリ接合する不思議。
これまで難しいと思われていた次のような成形も問題なく可能です。
・加飾フィルムインサート成形
・各種金属のインサート成形
対象・用途
メルトフォームは段取り替えがほとんどいらない技術です。
射出成形のようなシリンダー洗浄が不要で、少量生産に適しています。
大きな部品を反りや歪みなく成形でき、偏肉に強いので、薄モノや平板形状に向いています。
省力化ロボットの外装や対人の端末機器、ドローン筐体や部品などへの利用に適します。
試作フェーズの真空成形や3Dプリンターでは素材品質に満足できないスタートアップ企業にも
理想的なソリューションを提供します。
特殊素材の成形
メルトフォームは射出成形では成形できなかった、複合素材の成形が可能です。
今までとても難しいと考えられていた成形法でも、メルトフォームならば
簡単で安価に対応することが出来ます。
・多層繊維の一体成形(CFRTPやGFRTP)
・アンテナ基板の一体成形
適用事例(カーボン成形)
定価の金型で、CFRTPを安価に成形できます!!
積層カーボンシート数を
自由設定
市販の熱プレス板は8枚の積層が標準となっているので、カーボンの枚数が多く、非常に素材が高額です。メルトフォームはカーボン繊維そのものを選択して成形するので、積層するカーボンシート数を自由に変更できます。厚みやコストダウンの要望への柔軟度があがります
バインダーとなる素材も
自由に選択可能
市販の熱プレス板(通常ナイロン素材使用)は使いません。使用環境に応じて使用する樹脂バインダーを自由に選定することが可能です。これまでポリプロピレン、アクリル、ポリカーボネート、EVAでの実績がありますが、ご要望に応じて様々な素材に対応いたします。
強い曲面にも追従した
成形が可能です
市販の熱プレスは深い曲面に追従させることが出来ません。既に8層のカーボン繊維が一体になっている板を成形するためです。メルトフォームは接着前のシートを使用できるので、深い曲面も自由に賦形が可能になります。
カーボン以外の繊維にも
対応
市販のプレス板を使用するCFRTPと異なり、都度シートやフィラーを選んで賦形できるメルトフォームは、カーボン以外の様々な繊維を自由に選定して賦形することが可能です。研究開発用途にもご使用ください。
一緒に新しい価値を創り出しましょう!
常識の枠にとらわれず、新しい素材を賦形して未知のデバイスを作って見ませんか?
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